3Dマトリックス(証券コード:7777)欧州で次世代止血材「TDM-623」承認取得に関して今後を考察する

3Dマトリックス(証券コード:7777)欧州で次世代止血材「TDM-623」承認取得に関して今後を考察する

同社が開発する次世代止血材「TDM-623」が、欧州において製造販売承認(CE承認)を取得したと発表されました。

この記事では、

「この承認が何を意味するのか?」

「3Dマトリックスの将来性はどう変わるのか?」

を整理して考察しています。

にゃん
にゃん

考察はページ中盤あたりから

3Dマトリックスとは?

株式会社スリー・ディー・マトリックスは、

自己組織化ペプチド技術を基盤とした医療材料メーカーです。

主力事業

  • 止血材・創傷治癒材の開発・販売
  • 医療現場(手術・内視鏡)向けのバイオマテリアル

主力製品

ピュアスタット(TDM-621)

欧州・日本・米国で展開し、消化管内視鏡などで実績を積み上げ中

今回の開示の要点:TDM-623とは何か?

今回承認を取得した TDM-623 は、従来品ピュアスタットの次世代版に位置付けられる止血材です。

ポイント

  • 脳神経外科での使用が初めて承認
  • 強力な止血性能
  • 適応領域が広い

👉 これは医療材料として非常に重要な安全性ポイント

👉ピュアスタットではカバーしきれなかった部分をカバーできる

👉 単一診療科ではなく横展開が可能

原価構造の改善が大きい

TDM-623は、収益面でも重要な意味を持ちます。

https://kabutan.jp/disclosures/pdf/20251218/140120251218522150/

コスト面の強み

  • ペプチド原価が低い
  • 冷蔵管理が不要
  • 欧州で量産体制確立(Pharmpur社)

なぜ、今すぐ売上が立たないのか?

  • 医療材料は医師主導で普及
  • 実臨床データが極めて重要
  • 市販後調査(PMS)が必須

👉2026年初旬から本格販売に向けた仕込み期間

短期で数字を追う局面ではないということ!

今後の成長シナリオと評価(考察)

ポジティブ要素

  • 欧州承認=技術の国際的信用
  • 高付加価値領域(脳外科)への進出
  • 原価改善による利益率向上余地
  • 日米展開への布石

注意点・リスク

  • 本格売上は2026年以降
  • 医療現場への浸透スピードは未知数
  • 研究開発費・販管費は当面継続

総合評価

📌 短期で爆発する材料ではない

📌 中長期で化ける可能性を秘めた局面

現在の状態から株価を考える(考察)

現時点で買いと断定できる段階ではないが、中長期目線では監視〜段階的に拾う候補

なぜ「即買い」とは言えないのか

株価に直結する数字がまだ出ていないのが最大の理由です。

❌ 現時点の弱点

  • 売上計上は 2026年以降
  • 当面はプレマーケティングのみ
  • 業績予想に変更なし(=今期黒字化には直結しない)
  • 医療系バイオ特有の👉「承認=すぐ利益」ではない構造

つまり市場から見ると

「話は分かった。でも売上はいつ?」

という段階です。

投資判断をフェーズ別に分けると

🔴 短期(〜数ヶ月)

  • 買い根拠は弱い
  • 材料出尽くし・揉み合いの可能性
  • トレード向きではない

🟡 中期(〜1年)

  • プレマーケの進捗
  • KOLの反応
  • 学会・症例報告

👉 監視ゾーン

🟢 長期(1〜3年)

  • 欧州 → 日本・米国展開
  • 本格販売
  • 利益率改善が数字に出る可能性

👉 このフェーズを信じられる人向け

結論

  • ❌ 「今すぐ全力で買い」ではない
  • ⭕ 「技術面での評価は大きく一段上がった」
  • ⭕ 将来の黒字化ストーリーが“具体化し始めた”段階

もし判断するなら

「今は少額 or 監視」

「数字が見えたら本格」

  • TDM-623の欧州承認は質の高い前進
  • 脳神経外科という高難度領域への突破
  • 2026年以降が本当の勝負
  • 長期視点での事業進展を追いたい銘柄

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