エス・サイエンス(証券コード:5721)株主割当ワラント(非上場)無償発行についてやさしくまとめました📌

エス・サイエンス(証券コード:5721)株主割当ワラント(非上場)無償発行についてやさしくまとめました📌

既存株主に無料で新株予約権(ワラント)を配る形式の資金調達ですが、無料でもらえるのは権利のみで、株を増やすにはお金を払って行使する必要があるタイプです💴

この記事では、開示内容を「結局なにが起きるの?」「株主は何に注意?」が分かるように整理して、最後に今後の動向を考察します🔎

📈1. 無料でワラント配布→行使すると株が増える

  • 基準日(株主確定日):2025年12月31日
  • 基準日時点の株主に対して、普通株式1株につき新株予約権1個 を無償で割当
  • 新株予約権1個を行使すると普通株式2.5株を取得できる
  • 行使には、行使価額(=株価の半額に近い価格)× 2.5株分の払込が必要

ポイントはこれ👇

 「タダでもらえる権利」だけど、株を増やすには追加出資がいる

 行使しないと、相対的に持ち株比率が薄まる可能性がある

🗓️2. 重要日程まとめ

  • 2025/12/31:基準日(この日に株主だと割当対象)
  • 2026/2/17:臨時株主総会(ここで承認されるのが条件)
  • 2026/2/18:割当日・効力発生日
  • 2026/3/2〜5/29:行使期間(約3か月)

⚠️ 「停止条件つき」

2026/2/17の臨時株主総会で、発行決議+定款変更が承認されないと発動しません。

3. あなたが100株持っている場合

  • 無償でもらえる新株予約権:100個
  • 全部行使すると増える株:100個 × 2.5株 = 250株
  • つまり最大で:持株100株 → 350株(増加分250株)

⚠️ただし払込が必要です💴

  • 1株あたり行使価額:2025/12/30の終値 × 0.5(1円未満切り捨て)
  • 1個の払込額:行使価額 × 2.5株(1円未満四捨五入)

2025/12/30の終値が300円で100株保持している場合。

250株(行使して取得できる株数)× 150(終値300円× 0.5)= 37,500円

🚫4. 「非上場型」って何?

今回の新株予約権は開示にある通り、

✅ 上場予定なし(市場で売買できない)

✅ 譲渡は原則、取締役会承認が必要(基本承認しない方針)

✅ 新株予約権証券も発行しない

つまり、株主目線だと実質2択👇

  1. 行使して株を増やす
  2. 行使せず比率希薄化を受け入れる

💀5. 希薄化はどれくらい?

開示では、(2025/11/30時点の発行済株式数ベースで)

  • 今回の割当で増えうる潜在株式数:437,858,472株
  • これは発行済に対して 250% 相当

割当された分を全部行使すれば、持株比率は基本的に維持される設計

株式数発行済株式数に対する比率
現在の発行済株式数175,143,389株100%
今回の潜在株式数437,858,472株約250%

🧠6. 新株予約権無償割当を選んだ理由

エス・サイエンスの主張を一言でまとめると👇

 第三者割当は売り圧力や不公平感が出やすいから既存株主に平等な参加機会を出す

💰7. 調達資金の規模と使い道

エスサイエンスは、12月30日終値が116円だった場合として試算しています

全行使された時の想定

  • 払込総額:約 253.95億円
  • 発行諸費用:約 13.91億円
  • 差引手取:約 240.05億円
  • BTC購入:220.04億円(2026/3〜2027/2)
  • デジタルアセット領域の戦略投資:20億円(2026/3〜2027/12)

会社の想定は行使率50%

  • 想定行使率が約50%の場合は、約126億円の見込み
  • BTCは取得して当面売却予定なし

⚖️8. 株主にとってのメリット・デメリット

メリット👍

  • 全株主に平等に権利が配られる
  • 行使価額が“基準日前日の終値の50%”想定で割安設計
  • 行使して株数を増やし、将来上昇すればリターンを狙える(相場次第)

デメリット👎

  • 資金調達額が“行使されるか次第”で不確実
  • 非上場なので権利を売って逃げる選択肢が弱い
  • 行使しない場合、希薄化の影響を受けやすい
  • BTC中心の資産戦略ゆえ、暗号資産の価格変動・評価損リスクがストレートに効く

💡9. これからの注目するポイント

ここは未来のシナリオとして整理します(断定はできません)

注目①:2026/2/17 臨時株主総会が通るのか

ここが通らないと仕組み自体が発動しない。

注目②:行使価額(=2025/12/30終値×0.5)と株価の関係

株価が行使価額を大きく上回るほど行使は進みやすい

逆に株価が低迷すると「払ってまで増やす意味ある?」となり行使率が下がりやすい

➡️行使率=資金調達の成否に直結

注目③:行使が進むと株数増=需給・希薄化の綱引き

行使が進むほど会社に資金は入る一方、株式数は増える。

その結果、短期的には希薄化・需給悪化を嫌う売りが発生する可能性があります。

注目④:BTC戦略が株価の説明力を持つ(=BTC連動色が濃くなる)

調達資金の大半がBTC購入なので、今後はBTC価格の上昇、下落局面が材料として評価されやすいトレジャリー企業的な値動きになる可能性。

🎯10. まとめ:株主参加型の大型資金調達

  • 既存株主へ 1株=1個の非上場ワラントを無償配布
  • 1個行使で2.5株、行使価額は 2025/12/30終値の50%(予定)
  • 行使しないと希薄化リスク、売却もしにくい設計
  • 資金使途は BTC購入が中心+デジタルアセット領域の戦略投資
  • 最大イベントは 2026/2/17臨時株主総会

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